今日は昨日の夜中(12時ごろ)に書いた詩を載せてみます。
下手くそな上、やたらに長いです・・・
疾走。 (3月24日)
あの頃
私は笑っていた。
降り注ぎ溢れる
眩しい光の中を。
あれから
何度も夜が過ぎた。
目まぐるしく
時は廻った。
私は
緑の草原を駆け抜け
雨音の中で眠り
星の光を浴びて
はじまりの海を歩いた。
何度も笑い
何度も涙を流した。
死を思うような絶望の底さえも
私は走り抜けてきた。
その頃から
私は全力疾走していた。
一日、一日を
生き抜くために疾走していた。
そして今も
この足は止まることを忘れ
引きずるように動き続けている。
どこまで行けば?
どこまで行けばいいのだろう。
走ることを止めて
満天の星を仰ぎ
潮の音の中に横たわってしまいたい。
あとはゆっくり歩けばいいと
思えるようになりたい。
それでも
変わることを怖れて
闇雲な疾走を続け
息を切らしている自分がいる。
茨の森を抜けて
血を流す自分がいる。
記憶で溢れかえる引き出しから
青い輝きを放つものだけ探して
両手に抱え
逃げ出してしまいたい。
過ちさえも忘れて
ひとりで逃げてしまいたい。
それは卑怯なことだと
引きとめる手さえも
振り払って。
綴った記憶は
海の底へ。
残されたものも
星空の中へ。
答えを知らない問いかけは
広い闇の果てへ。
今さらになって
許したいのか
逃げ出したいのか
忘れたいのか
償いたいのか
わからない。
結局、全部なのかも知れないと
時々思う。
過去をすべて背負ったまま
変わらずにここにいたいとも
なぜだか、思う。
ふと振り返った先に
数えきれない足跡がある。
遠くの方から
古い方から
風に削られて消されていく。
それが「許し」なのかも知れない。
それなのに
残された傷跡が
消えないようにと願ってしまう。
今すぐ忘れて立ち去りたいのに
ずっと立ち止まっていたい。
目まぐるしく廻る時間は
それを許しはしない。
今、この瞬間さえも
過去になってしまう。
置き去りにされないように
意味もわからないまま
追いかける。
そして
疾走の中に訪れた夜
強く目を閉ざし
色褪せることなくそこにある
はじまりの海を想う。
過去を見送り
再び走り出すことを
留まってはいられないということを
知りながら。
下手くそな上、やたらに長いです・・・
疾走。 (3月24日)
あの頃
私は笑っていた。
降り注ぎ溢れる
眩しい光の中を。
あれから
何度も夜が過ぎた。
目まぐるしく
時は廻った。
私は
緑の草原を駆け抜け
雨音の中で眠り
星の光を浴びて
はじまりの海を歩いた。
何度も笑い
何度も涙を流した。
死を思うような絶望の底さえも
私は走り抜けてきた。
その頃から
私は全力疾走していた。
一日、一日を
生き抜くために疾走していた。
そして今も
この足は止まることを忘れ
引きずるように動き続けている。
どこまで行けば?
どこまで行けばいいのだろう。
走ることを止めて
満天の星を仰ぎ
潮の音の中に横たわってしまいたい。
あとはゆっくり歩けばいいと
思えるようになりたい。
それでも
変わることを怖れて
闇雲な疾走を続け
息を切らしている自分がいる。
茨の森を抜けて
血を流す自分がいる。
記憶で溢れかえる引き出しから
青い輝きを放つものだけ探して
両手に抱え
逃げ出してしまいたい。
過ちさえも忘れて
ひとりで逃げてしまいたい。
それは卑怯なことだと
引きとめる手さえも
振り払って。
綴った記憶は
海の底へ。
残されたものも
星空の中へ。
答えを知らない問いかけは
広い闇の果てへ。
今さらになって
許したいのか
逃げ出したいのか
忘れたいのか
償いたいのか
わからない。
結局、全部なのかも知れないと
時々思う。
過去をすべて背負ったまま
変わらずにここにいたいとも
なぜだか、思う。
ふと振り返った先に
数えきれない足跡がある。
遠くの方から
古い方から
風に削られて消されていく。
それが「許し」なのかも知れない。
それなのに
残された傷跡が
消えないようにと願ってしまう。
今すぐ忘れて立ち去りたいのに
ずっと立ち止まっていたい。
目まぐるしく廻る時間は
それを許しはしない。
今、この瞬間さえも
過去になってしまう。
置き去りにされないように
意味もわからないまま
追いかける。
そして
疾走の中に訪れた夜
強く目を閉ざし
色褪せることなくそこにある
はじまりの海を想う。
過去を見送り
再び走り出すことを
留まってはいられないということを
知りながら。
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